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カテゴリ: 雑記

デジモンアドベンチャーtri. 第4章「喪失」

 今日公開のデジモンtri.の第4章を早速見てきたので、感想やら何やら。

デジモンアドベンチャー tri.
『デジモンアドベンチャー tri.』(デジモンアドベンチャー トライ、DIGIMON ADVENTURE tri.)は、デジモンシリーズの劇場アニメ作品、デジモンアドベンチャーシリーズの続編。全6章予定。

デジモンアドベンチャー tri. - Wikipedia

ストーリー

メイクーモンの暴走、そして、起きてしまったリブート。
苦悩する芽心を残し、太一たちはデジタルワールドへと向かった。

再会したパートナーデジモンたちは、今までの記憶をすべてなくしている。
それでも再び絆を築いていこうと、手を差し出す選ばれし子どもたちと、応えるデジモンたち。
ところが、ピヨモンだけが、成長期に進化してもなお警戒心をあらわにする…

「だから昔のことなんて知らないってば!」

自分のことよりも先に他人を思いやる空の優しさに、かえって不信感を抱いたのだ。
傷つき立ちつくす空に、太一とヤマトはかける言葉を見つけられない。

デジタルワールドでこの先どうすべきか―
相談していた一同の前に、突如メイクーモンが姿を現し、そして消えた。なぜか元の記憶を残し、芽心を探し涙を浮かべさまよいながら―
その姿を見て、子どもたちはメイクーモンを救うためにデジタルワールドを旅する決意を固める。だが、彼らの前に、ダークマスターズを従えたあの男が姿を現すのだった。

その頃、現実世界の西島は、姫川が失踪したとの報せを受けていた。
調査する彼は、姫川のこれまでの行動の裏に、ある目的が隠されていたことを突き止める。
それは、二人の運命を決定づけた過去の出来事へとつながっていた…

今、再び 冒険が進化する―
引用元: デジモンアドベンチャー tri. STORY
 第3章では、リブートを防ぐことができなかった子どもたちは、芽心を残してデジタルワールドへと向かった。デジタルワールドでパートナーデジモンたちと再会を果たすも、デジモンたちは記憶を失っていた。それでも徐々に打ち解け始める子供とデジモンたちだが、ピョコモン(ピヨモン)だけは空に不信感を抱き、空から離れていく。悩む空と、どうしたらいいのか分からない太一とヤマト。
「分かんねえよ、空の気持ちなんて昔から。人にはお節介なのに、自分のことは一人で結論出して、言わねえじゃん、何も。ま、それが空の良いところなのかもしれないけど…」

 空とピヨモンは記憶だけでなく絆まで「喪失」してしまったが、それを再び取り戻すまでのストーリーとなる。ピヨモンが問いかける「パートナーって何?」という言葉は、デジモンシリーズを通して重要なポイントではないだろうか。

 また、前情報では分からなかったが、今作で姫川の過去が語られることになる。様々な謎が解けていくと同時に、新たな謎も生まれる内容となっている。詳しくは劇場へ!








感想(大いにネタバレあり)

 今回は最初に東映やtyphoon graphicsなどのロゴが出る前後くらいに、デジモン20周年ロゴも表示された。ティラノモンさんおめでとうございます!!
 以下、感想や考察?になるのだが、円盤見ながら書いてると話が細かくなりすぎて、すごく長くなってしまった…。

姫川たちの過去

 ニコ生などではチラ見せ出来ません!と言われていた冒頭は、古いフィルム映像風の姫川の回想シーンだった。そりゃ見せられないわけだ。のっけから非常に重要なシーンがてんこ盛りだ。

 場所はどうやら昔のデジタルワールドのようだ。ファイル島なのかははっきりしないが、おそらく昔のファイル島ではなかろうか。落雷や爆発が島のあちこちで起こっている。大丈夫?!と叫ぶ姫川と倒れているデジモンたち。倒れていたのはメガドラモン、ヒポグリフォモン、ローダーレオモン、トリケラモン、オロチモン。姫川はメガドラモンへと駆け寄る。どうやらメガドラモンがパートナーのようだ。
 姫川が起きて!と呼びかけるのは西島先生、どちらも小学生くらいだろうか。そこに現れたのはダークマスターズのピエモン、ピノッキモン、ムゲンドラモン、メタルシードラモン。なんと、姫川や西島たちは昔に選ばれし子供としてダークマスターズと戦っていたのだ!しかし戦況はかなり不利だったようで(そりゃ完全体が5体じゃ無理だわ…)、もう後がない様子。
 すると、第3章のヒカリのように姫川にホメオスタシスが乗り移って話し始める。「残されたあなた達が最後の希望です」と。

「光から闇が生まれ、闇は北航して水となり、光は南航し火を生み、光と闇の間には風が流れ、光が闇に沈み大地へと還る。大いなる力を受け選ばれし者よ。その真の力を示せ」

 水や火、風、土は四聖獣なのは言うまでもない。北の四聖獣であるシェンウーモンは水を自在に操るし、南の四聖獣であるスーツェーモンは火の鳥とも言うべき朱雀である。光と闇がそれぞれ南北へと向かい、その間となると東西であり、風はチンロンモン、大地はバイフーモンというわけだ。では、この光や闇は何なのだろう。この後の姫川とメガドラモンのことなのか、ファンロンモンのことなのか、そこまで深い意味は無いのか…。

 上記のセリフのあと、メガドラモン以外が光の玉のようなものに包まれ、四聖獣へと進化していく…。この時確認できるのは、西島がローダーレオモン(おそらく進化先はバイフーモン)のパートナーらしきこと、オロチモンがシェンウーモンへと進化したことだ。メガドラモンは四聖獣の力をその身に受けて光の矢となり、ダークマスターズを葬り去った。
姫川「なんで4人だけ選ばれたの?
 どうやらこれが姫川にとって、かなり大きなショックとなったようである。なにせ四聖獣に進化できなかった上にメガドラモンはそのまま死んでしまったような描写となっている。このシーンと合わせて、姫川の一連の行動の意味が分かってきそうだ。


 と、ここまで冒頭となるが、デジモンアドベンチャーの第53話で少しだけ話が出てきた太一たちの前の選ばれし子どもたちが、姫川マキや西島大吾たちである可能性が高いことが分かった。そういえば、西島「ダ」イゴだし、君が主人公か…。
 アニメ53話では5人の子供と5体のデジモン(アグモン、ガブモン、ピヨモン、テントモン、パタモンだった模様)のシルエットが登場する。後々出てくるが、姫川のパートナーデジモンがバクモンだったようなので、この部分は矛盾している(まあ、選ばれし子供が5人だけだったと明言されたことはないし…ね?)。
 太一たちの前の子供達という考察の上で最も重要なのは、パートナーの4体が四聖獣になったことだ。この点は小説版ではっきりと記述されている。5体目はてっきりファンロンモンにでもなったのかと思ってたけど、違ったようだ。前の選ばれし子供たちもアポカリモンと戦ったという記述もあるようだが、今回はアポカリモンまでは登場しなかった。


再会と空の苦悩

 タイトルのあとは子供たちとデジモンの再会シーンが始まる。記憶をなくしたタネモンに対してミミが見せる悲しげな表情や、その後の無理して元気に振る舞うあたりはとても辛い…。一方で、幼年期のみんなかわいい!ニャロモン最高だよ!!コロモンも相変わらず「食べられるの?」とか言ってるし、変わらないなあ~。そんな感じで、記憶はないものの、ピョコモン以外は以前のように子供たちと少しずつ打ち解けあっていく。
 そんな中、メイクーモンが太一たちの前に現れるのだが、退化してないし、記憶はなくしていないし、歪みがまた現れるし、リブートとはなんだったのか…。リブートがどういったものなのか不明な部分も多いが、コロモンたちがお腹いっぱい食べて寝たら、いつのまにかアグモンたちに進化していたシーンもあった。過去に進化したことがあるという事実自体は有効なのだろうか。


 夜にみんなで焚き火を囲むシーンからは空が一人抜け出すなど悩んでいる様子。一人でいる空を挟むように太一とヤマトが座って話そうとするも、本当に不器用な二人が微笑ましい。

 ヤマト「何悩んでんだ」
 空「なんでもいいじゃない…」
太一にパスする仕草を送るヤマト。
 太一「弁当、あれ美味かったな…!」 (頭を抱えるヤマトと筆者)

 この後、そんな重苦しい空気をぶち壊すアグモンはさすが(詳細は映画を見てね!)だが、その様子を見かねてか立ち去る空。太一は昔からそういうところは変わらないんだよね。だからヤマトに空を取られちゃったんだろう…。

 太一「なあ、俺なんか悪いことしたか?」
 ヤマト「そんなとこだけ変わらねえな。もう少し空気読めよ」
 太一「分かんねえよ!こういう時、何が正解とか分かんねえ…」
 ヤマト「タケルに聞くか…
 空「聞こえてるから…」

 ヤマトよ、お前もか…。しかも、その後で太一とヤマトが揃って空に面倒臭え…とか言っちゃうし…。本当にもう、お前らもっと空を幸せにしてやれよ!!それはともかく、ここのシーンがこの4章で、空における最も重要なシーンになる。

 空「二人ともほんとに空気読めないよね!タイミングも悪いしすぐ喧嘩するし、みんないつも自分のことばかりで、私が何を思っているとか、どんな気持ちかなんて考えてくれない。誰も…考えてない…。

 太一「分かんねえよ、空の気持ちなんて昔から。人にはお節介なのに、自分のことは一人で結論出して、言わねえじゃん、何も。ま、それが空の良いところなのかもしれないけど…

 第3章での ピヨモン「自分のことは?自分のことももっと気にしてあげなよ」
             「無理かな?でもそこが空の良いところだもんね」
             「でも、私は空のこと気にするよ、いっちばん!」

 涙を流しながら、空「ピヨモンみたいなこと言わないでよ…」

 第3章でリブート前に流れた子供たちとデジモンたちのやり取りの1シーンが回想で出てくる。3章の全体的に暗い雰囲気で破壊力があったあの一連のシーンが、ここでもいい仕事をしてくれる。
 自分を受け入れてくれないピヨモンに悩む空に、以前のピヨモンを思い出させる言葉を放つ太一、さすが主人公っすな。これだけのことをさらっと言えちゃうところが本当に太一のかっこいいところなんだよ…。
 ここまで言えて、なんでさっきまで空気読めなかった。てか、なんでヤマトに負けるんだ…。
 みんなのお母さんですからね!と言って無理をしていた空もついに耐えられなくなってしまったのだ。空は無印の頃も、02のころも、劇場版だって、いつも太一とヤマトの間で本当によく頑張っていたよなあ。そしてピヨモンの存在はとても大きかったのだ…。涙を流す空を見てるの辛い…。

 そういえば、これと並行して現実世界では芽心や姫川が行方をくらましている。


ムゲンドラモンの登場と姫川の目的

 そんなこんなのやり取りの後、突如メイクーモン?メイクラックモン?が登場、続けてムゲンドラモンが現れる。デジヴァイスを掲げてデジモンを進化させようとする太一たちだが、全く反応がない。やっぱりまだこれ以上の進化はできないらしい。まだ、デジモンたちとの絆が深まっていないということなのだろう。

 シーンが変わって、西島先生の回想。大学生時代の姫川と西島が図書館らしき場所にいる。姫川は情報工学系に進んでリブートの研究をしているようで、その目的はバクモンにまた会うためだと言う。この時、西島たちの口からバクモン(冒頭では完全体メガドラモン)は四聖獣のために犠牲となり、デジタマが生まれなくなったと語られる。しかし、リブートすることで再びバクモンを復活させようというのだ。

 西島「もうさ、(リブートの研究を)やめたら?見てられない。見てるの辛いよ」 「俺じゃダメ?新しいパートナー…
 大声をあげて笑いながら、姫川「ドラマの見すぎじゃない?」
 そして照れ気味に、姫川「まあ、試してあげても良いけど……

 姫川は大学でリブートのことを研究していたように、どうやら冒頭の出来事を受け入れられずに、ずっとバクモン(パートナーデジモン)と再会する手段を求めていたようである。パンフレットのインタビューではこのシーンの面白いエピソードも読める感じに。

 そして、西島は姫川のパソコンを探り、イグドラシルに協力し、メイクーモンを利用することでリブートが実現できるとゲンナイ?から持ちかけられていたメールを発見する。そして、(順番は多少前後するが)西島の前にはハックモンも現れる。ハックモンは自らを敵でも味方でもない「ホメオスタシス」の使者といい、闇に堕ちたゲンナイの代わりに「光と闇の天秤を正す」ためにやって来たという。そして、イグドラシルは世界を滅ぼす力を持つ「ライブラ(天秤)」であるメイクーモンを利用しようとしており、そのために姫川を利用しているとハックモンは語る。

 今作も出てきたイグドラシルは、またも余計なことを目論んでいる様子。リブート自体はホメオスタシスがイグドラシルの目的を妨害するために行ったのだろうか、真の敵はホメオスタシスではなくイグドラシルであるようだ。となると、アルファモンが登場したことやジエスモンとアルファモンの戦いも納得がいくだろうか。
 新しいキーワードとしてライブラというものが出てきた。意味としては天秤なので、メイクーモンこそが「光と闇の天秤」ということなのだろう。光と闇といえば四聖獣誕生のときにも出てきたけど、関係はない…よね?このあたりは謎が多くて、いまいち分からない。

おおよそこのあたりで半分くらい終了。

バラバラになった子供とデジモンたち

 話は戻って、ムゲンドラモンの攻撃を受けるも、メイクーモンの作り出した歪みのお陰で散り散りになるも難を逃れる子供たち。砂漠で芽心と遭遇する空、ピヨモン、森には太一、ヒカリ、ガブモン、プロットモンが、ムゲンマウンテンには丈、パルモン、パタモンが、ゲコモンの城にはミミ、テントモンが、始まりの町にはタケル、ギアサバンナにはヤマト、光子郎、アグモン、ゴマモンが飛ばされた。
 ヤマトくーんってパートナーを探すガブモンとか、ほっぺをつねり合うアグ&ゴマとか、かわいいシーン多めで一旦休憩という感じ。でも、ピヨモンだけは空に懐かない…。
 始まりの町ではエレキモンが出て来るが、ゲコモンやユニモンたちは出てこなかった。時間の尺的に仕方ないね…。ここでは3章に続き、タケルのパタモンに対する思いや絆について軽く触れられ、終盤の戦闘シーンへと繋がる感じだろうか。

 太一は太一で、アグモンたちを進化させられなかったことで、今の自分がデジモンにとって何なのか、もう元通りに戻れないのか、と考えてしまう。一方でヒカリは今の方がデジモンたちには幸せで、そんな現実を受け入れて前に進もうと話す。
 そして空も、昔のことを忘れても大丈夫、またやり直せると信じていたのに、ピヨモンに「そんなの知らない」と言われて、自身の考えが間違っていたのだろうかと悩む。それに対して、
芽心「間違ってません!パートナーデジモンは特別です。ずっと繋がってる、どんなことがあっても!」

 その後はメイクーモンと芽心の絡みがあり、再びムゲンドラモンが登場。黒ゲンナイも現れて、メイクーモンを助けようとした空を押し倒して頬を舐める。黒ゲンナイ許すまじ!!そこ変われ!
 ピヨモンが助けに入ってくれるが、そのピヨモンはムゲンドラモンの攻撃を食らってしまう。絶望的な状況だが、そこに突然太一&ヤマト&アグモン&ガブモンが助けに登場!!再びメイクーモンの歪みで合流できたようだ。

 ヤマト「無茶すんなよ」
 太一「大丈夫か、空」
 空「あんまり…」

 このシーンの空の力が抜けてしまった感じというか、安心した感じというか、ちょっと良いね。
 そのまま全員合流し、ムゲンドラモンから逃げて、大きな船に辿り着く。今度はメタルシードラモンの攻撃が始まり、太一、ヤマト、ヒカリは囮として外へ。他の子供たちも、芽心と空を残して戦いに行く。

リブートの先にあったものと、取り戻した進化

 一方ピヨモンは、さっきの戦闘で空が優しいことを知り、空を受け入れるようになる。空と名前で呼ぶようにもなり、以前のようなピヨモンに戻ってきた。ちょっと急な感じも否めないが、本来のピヨモンの性格からすれば、まあ不信感さえ払拭しちゃえば後は…っていうことにしよう。

 所変わって姫川は花畑の中でバクモンと出会い、自身がパートナーであると告げる。しかし、バクモンは他のデジモンと同様記憶を失っており、姫川のことは知らないと突き放してしまう。「なんで?パートナーでしょ?ずっと待っていたって言って!思い出しなさいよ!」と詰め寄る姫川。結果的には、空とは全く逆の行動を取ってしまっているし、どういう結果が待っているかは想像に難くない…。

 メタルシードラモンとの戦闘で太一とヤマトが溺れかけるが、二人が再びアグモン&ガブモンとの絆を取り戻し、究極進化をも取り戻すことに成功する。

アグモン「どうして僕達のこと助けてくれたの?」
太一「だってお前、やられちゃうところだったろ?」
ガブモン「それはヤマトたちだってそうでしょ?」
ヤマト「もうお前を失いたくなかった。他の誰でもない、お前と出会うために…この世界に来たんだ!」 太一「ああ!お前しかいないんだよ!
太一&ヤマト「アグモン!」「ガブモン!」

 そして、究極進化と同時に流れるButter-Flly!ここからは戦闘シーンが最高すぎる。最高に熱い!なんだかんだで究極体が暴れてくれるとテンションが上がってしまうんだよなあ~。
 勝利BGMでメタシーをサクッと倒したと思ったところで、別のところではムゲンドラモンにピヨモンが捕まり、それにすがった空も危機的な状況に。そんな空を助けるために、ピヨモンが究極進化する!バードラモン、ガルダモン、ホウオウモンの連続進化バンクはテンションがあがる!
 さらにはパタモンが「僕も戦えるよ!」からの、エンジェモン→ホーリーエンジェモン→セラフィモン、テントモンが「わて、もっと光子郎はんのお手伝いしたいがな!」からのカブテリモン→アトラーカブテリモン→ヘラクルカブテリモンという怒涛の究極進化ラッシュ!
 セラフィモンとヘラクルカブテリモンは一度究極進化したことあるとはいえ、ちょっと簡単に進化しすぎでは…とは正直思ったけど、戦闘シーンがずっとテンション上がりっぱなしなので忘れてあげよう。一応、光子郎のセリフで「絆はあったんだ!」って言っているので、そこまで進化すること自体は難しくなかったのだろうか。

 その裏では、芽心が黒ゲンナイに壁ドンされたり襲われたりしていた。黒ゲンナイ、ちょっとそこ代われ。
 それを見たメイクーモンが再び暴走してメイクラックモンになったところで第4章は終わり。


 次回第5章のタイトルは「共生」。2017年公開予定。
 ポスターのイラストにはメイクーモンの究極体らしきデジモンとオファニモンが登場し、背景はピンク色になっていた。オファニモンのほうはあんまりちゃんと見てなかったので、拾い聞き。
 
 進化を奪われたホーリードラモンがかわいそうだけど、ホーリーリングがあるからという理由付けはできるか。4章でさらに話が難しくなってきたが、あと2章でどういった締め方をされるのか。共生というタイトルからはデジモンと人間の共生ということがテーマになってくるのだろうと信じているよ!



 以上で、本日の感想のようなものはひとまずおしまい。


デジモンアドベンチャーtri. 第3章「告白」

 今日公開のデジモンtri.最新作を早速見てきたので、感想をっと。

デジモンアドベンチャー tri.
『デジモンアドベンチャー tri.』(デジモンアドベンチャー トライ、DIGIMON ADVENTURE tri.)は、デジモンシリーズの劇場アニメ作品、デジモンアドベンチャーシリーズの続編。全6章予定。

デジモンアドベンチャー tri. - Wikipedia

ストーリー

メイクーモンが突如異変を起こし、レオモンを消滅させてゆがみの向こう側へ
その姿を消したことで、動揺を隠せない太一たち。

「メイクーモンが感染したんだとしたら、原因を探りたい。
何か兆候はなかったのか?感染したのはいったいいつなのか?」
想像を超えた状況に直面しながらも、何か対策を取れないかと苦闘する光子郎。

しかし有効な手立てもなく、なんとか情報を得ようと芽心を問い詰めてしまう。
「思い出して下さい。感染の理由を突き止めるには情報が必要です」
うなだれ、何も答えることが出来ない芽心―

感染を防ぐために光子郎のオフィスに隔離されていたアグモンたちだったが、
パタモンに感染の兆候が見え始める…
時を同じくしてアグモンたちは、ヒカリに宿った声を通して
デジタルワールドに関する重大な秘密を告げられる。

「時が…迫る…」

そして再び姿を現したメイクーモンとの戦いの中で、その「時」は訪れるのだった。
明かされた秘密に苦悩する太一たち。
それぞれの想いが交錯する中、彼らはある決意をする…
「いつかなんて待ってたら、あっという間に大人になっちまうよな」

今、再び 冒険が進化する―
引用元: デジモンアドベンチャー tri. STORY
Scan003  第2章のラスト、レオモンが暴走したメイクーモンによって殺された直後、文化祭の片づけから話は再開する。メイクーモンの変貌に動揺し傷心する芽心、感染の原因を突き止められず苦悩する光子郎。そのさなかにパタモンが感染したことに気付くタケル。
 彼ら3人を中心に、他の子供たちもそれぞれ苦悩することになり、物語は冒頭から終盤までかなり辛い雰囲気が続いた。







感想(ネタバレ込み)

 上映開始直後、黒地に白文字で「和田光司さんと水谷優子さんに捧ぐ」と映された。
 もうこの時点で泣いてしまいそうになってしまった。お二方とも今年の春に亡くなられたばかり。きっとこの3章の公開も楽しみにされていたんだろうなあ…と。
 改めて、和田さん、水谷さん、ありがとうございました。本当にお疲れ様でした…。


 以下本編だが、円盤を買えなかったので記憶頼りの内容となっている。
 セリフや細々した時系列順などは多少違うかも…。
 円盤手に入ったので、部分的に直しました。といっても、まだ直りきってないかも。


 冒頭は感染デジモンの影響による航空機事故のシーン。
 次に文化祭の片付けをするシーンになるのだが、芽心はかなり傷心の様子。
 彼女は空やミミに付き添われて、感染デジモンの対策を話し合うために高校生組は光子郎のオフィスへ集合する。
 光子郎は事態が急速に悪化することに焦りを覚えたのか、芽心に対してつまらないことに拘っている場合じゃない!なんて言ってしまう。それに対してキレるミミ。

 開始10分から子供たちは沈んだ雰囲気。もうこの辺でちょっと辛いよ…。

 ちなみに、デジモンたちは感染を回避するために全員が光子郎のオフィスで暮らすことに。


 この後からは順序がちょっとあやふやなのだけど…。
 望月教授(芽心の父)や姫川たちの会議シーン、ヤマトが姫川たちに情報をもらいに行くシーン、芽心と父親の短い会話なんかが入ってくる。
 ヤマトには嘘を伝え、西島先生にはメイクーモンが感染の原因だと伝えていなかった姫川。
 「知らないほうがいいこともある」なんて言って、含みのある感じ。未だ分からぬ今回の事件の真相を知っていそうな様子…。
 ハックモンも一瞬登場するけど、タイミング的に研究者や姫川あたりと接点がありそうな予感?


 その頃、必死に原因を究明しようとする光子郎。ウーロン茶ネタをしっかり拾いつつ、ここでタケルは初めてパタモンの感染に気付く。急に白目を向いてタケルに噛み付くパタモンと、それを隠しつつ何とか家に連れ帰るタケル。
 集団感染を避けるため、そして何より感染してることを隠すために連れ帰るのだが、さすがに光子郎くらいには相談を…って言えないか…。

 何かを悟って「タケルと一緒がいいー」なんて芝居をしつつ、タケルにくっついて帰るパタモンが最高にかわいい!!
 帰宅してからは、自身が感染してることを悟っているようで、ここの会話でもう涙が止まらない…。
 もし僕が感染して暴れたら、僕を倒して…って…。

 このあたりから、他のデジモンにも怪しい兆候が出始める。

まだ中盤にもなってない辺りで悲しすぎる展開がどんどん進んでいく…。

 この後はデジモンたちだけでちょっとお話が。
 光子郎が原因究明で焦る中、デジモンたちは光子郎を気遣って部屋を抜け出す。その後、パタモンは自身が感染していることを告白する。さらに、倒されるなら仲間の君たちが良いなんて言うから、また涙が…(何度目だろう…)。

 さらに、ヒカリが「ホメオスタシス(英語の意味は恒常性、「安定を望む者」という神のような存在として登場)」なる者に乗り移られ(ヒカリはいつもこんなのばっかり)、デジタルワールドの危機が迫っていること、それを回避する最終手段としてリブートがあるということが分かってくる。

 この「リブート」については姫川から説明がされるので色々と怪しいのだけど、簡単に言えばデジタルワールドを古いバックアップから復活させて異物のない世界を再構築するよーって感じ。
 そのため、デジモンたちの記憶は消えてしまうらしい。この段階で、嫌な予感しかしない…。

 このあたりはほとんど人が登場せず、デジモンたちだけで会話が進んでいく。彼らの素直な会話はとてもかわいくて癒される一方、より一層前後の展開が悲しいものとなる…。


 リブートの危機が迫ることを知ったデジモンたちは、それぞれパートナーと思い思いに過ごす。まるで最後の思い出を残そうとするかの如くである…。

 アイス食べたりプリクラ撮ったりするテイルモンに始まり…
 ハーモニカを聞かせてーとせがむガブモン
 空は将来何になりたいの?と問いかけるピヨモン
 ミミとの他愛のない話もなかなか頭に入ってこないパルモン
 僕のパートナー(彼女)をパートナー(ゴマモン)に紹介するよ!なんて話す2人
 遊びに行こうよーとねだりすぎて、太一に何か大事なものを壊したな?なんて疑われるアグモン


 どれも何気ない日常のような光景でありつつも、いつもとは違う。またも泣いてしまう…。


 なお、この辺で中盤を抜けたあたりである。今回は中身が濃いなあと思う。


 そして、ようやく感染の原因が分かってくる。なんと、感染の原因は2進法や16進法などとは異なる記数法によってデータが書き換えられたことによるのだ!!!
 ポスターなんかに0と1と2の数字の羅列があるけれども、この3進数がまさにそうみたい。
 ウォゲの止まった時計が01秒と02秒を刻んだように、ただの数字の遊びだと思っていたけど、一応理由付けはされた。

 原因が分かったはいいが、書き換えられたデータは元に戻せない!データにアクセスしようとすると、その時点で感染してOSやらなんやらが書き換えられてしまうらしい。
 自らの無力さを痛感する光子郎に対して、テントモンは、無知であることを恥じることはない。そうやって何かを解決するために必死に努力する姿が光子郎の良いところなんだと話す。
 ここがまた泣ける…。

 ひとまず、光子郎にとっての「暗黒」が乗り越えられた瞬間である。


 同じ頃、新たな歪みが発生。再びメイクーモンが現れ、光子郎以外の子供たちはメイクーモンを歪みの中に押し戻そうとする。また、同時に子供たちはリブートのことを知る。

 戦闘に加わろうとしないタケルだが、パタモンは自身が感染してることを全員に告白して戦いに臨む。
 CMなどの手を振るパタモンはここ。また泣いちゃうよ…。

 メイクーモンを前にしてついに暴走を始めるパタモン改めエンジェモン。
 さらに他のデジモンたちにも感染は広がっていき、光子郎が到着する頃には未感染はメタルグレイモンだけ…。
 (やっぱり太一と光子郎のコンビはいいねえ~)

 光子郎の作った装置?でデジモンのバックアップを取り、リブートしても記憶が復活できるようにしました!って話だったのだけど、装置に感染デジモンを押し込めずに上手くいかない…。
 再び歪みから現実世界に出ようとするメイクーモンを前に、

アトラーカブテリモン「行かせへん!絶対に行かせへんでえええええええ!!!」

 かっこいいぜ、アトラーカブテリモン!
 そしてその後には究極進化してヘラクルカブテリモンへ!!


 しかし、急にカウントダウンが始まり、ホメオスタシスによって(?)リブートが今まさに始まろうとしていた!!
 あんさんら、お別れのときの最後の顔がそんなんでええんですか?と現実世界に出てきたデジモンみんなを抱えて歪みに押し戻すヘラクルカブテリモン。
 本当にイケメンである。
 それと同時にリブートが開始され、デジモンたちを飲み込んだまま歪みは閉じてしまうのであった…。


 その後、感染デジモンの影響は一切なくなり、子供たちはデジモンのいない「普通の生活」を送り始めていた。この何もないシーンがまた、先のデジモンたちのいた風景を思い出すと辛い…。

 光子郎はデジタルワールドに行こうとするが、他の子供たちは一度は誘いを断る(と思われるシーン)。
 タケルはパタモンを守ってやれなかったと悔やむが、光子郎は何ができなかったかよりも、これから何ができるかだと、テントモンにもらった言葉と似たことを言う。

 その後、劇場版第1作のような笛の音が街中に響き、なぜか子供たちが全員集合。
 (デジタルワールドから音が響いてたのかな…?ちょっと分からない)
 太一「いつかなんて言ってたら、すぐに大人になっちまうよな!」というセリフと同時に雨雲が晴れていく。
 ようやく、少しだけ希望が見えてきたかのように映る。

 その後はタケルと芽心の間で話があったり(ここがまた更に泣かせに来る)、姫川や先生とデジタルワールドに行くことを話したりするシーンがある。
 ここで姫川は怪しい笑みをみせており、どうやら子供たちがデジタルワールドに行くことは計算通りといった感じである。何が目的なんだ…。

 芽心はメイクーモンが感染の原因だと打ち明けられなかったこと、リブートによって一旦事態が解決したことに安堵したこと、その安堵したことに対する罪悪感、いろんなものが合わさって、デジタルワールドへ行くことを拒絶する。

 芽心以外の8人はゲートを開き、リブート後のデジタルワールドへと向かう…。


 ここで終わりかと思いきや、まだまだ続きがあった。
 なんとアルファモンとジエスモンが戦っているのだ。
 リブート直後の世界なのに、なぜ究極体が?

 ひとまず逃げ出した子供たちは、第3話や最終回で電車のあったあの池(おそらく)に辿り着く。
 そこには笛を吹くトコモンやその他の幼年期たちが。
 ここで一旦泣くね、うん。

 空が駆け寄ろうとするとピョコモンは、あなた達誰?と尋ねる。リブートによって本当に記憶が消えてしまったのだ…。
 ここで再び涙。

 光子郎はそっとモチモンに近寄り、こんにちは(はじめましてだったかも?)、この世界のことを教えてくれないかな?と声をかける。
 さらに追い打ち。


 その様子を影から見るメイクーモン。

 丘の上から見下ろす一乗寺賢と姫川…と思いきや、なんと一乗寺の正体はゲンナイだった!!!
 どういうことだ!?姫川たち政府の人間はゲンナイから一方的に情報を貰うだけのはずだったのに…。
 ますます怪しい姫川。今後が気になる…。


 そうして最後は、芽心は最後にメイクーモンが現れ、8人がゲートを開いた場所(コミケ会場のあれ)に走ってやってきて終わる。
 たぶん最後は吹っ切れたのかな?そうであることを願う。


 最後の最後、次回第4章のタイトルは「喪失」。2016年2月25日公開予定。
 ポスターのイラストにはホウオウモンとムゲンドラモンが登場。キャラは空と太一?っぽい。
 
 ムゲンドラモンはやっぱり敵方だと思われるが、ダークマスターズを思い出しちゃうなあ。
 喪失というタイトルは、デジモンたちの記憶喪失だけでなく、他にも色々と失ってしまうものがあるのではないかと、もうすでにヒヤヒヤしてしまう。
 3章がこの重さだが、4章はどうなっていくのか…。



 以上で、本日の感想のようなものはひとまずおしまい。


君の名は。

 9月1日は映画サービスデイということで、かねてより見ようと思っていた本作を見に行ってきた。

映画『君の名は。』公式サイト
『君の名は。』(きみのなは、英題: your name.)は、新海誠監督の日本のアニメーション映画作品。2016年8月26日公開。

君の名は。 - Wikipedia

イントロダクション

千年ぶりとなる彗星の来訪を一ヶ月後に控えたあ日本。
山深い田舎町に暮らす女性高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。

(中略)

そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。
見覚えのない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。
念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三つ葉。

一方、東京で暮らす男子高校生、瀧も、奇妙な夢を見た。
行ったこともない山奥の町で、自分が女子高生になっているのだ。

繰り返される不思議な夢。そして明らかに抜け落ちている、記憶と時間。
二人は気付く。
「私/俺たち、入れ替わってる!?」

引用元:映画『君の名は。』公式サイト ストーリー
Scan001 この作品は、ざっくり言うとよくありがちな男女の入れ替わりものになる。
 はじめは夢だと思ってそれぞれ自由に生活してしまうのだが、だんだん周囲の異変に気付いていく。どうやら、眠るたびに三葉と瀧は入れ替わってしまうようなのだ。

 この入れ替わり現象は二人の周囲を少しずつ変えていってしまう。お互いにルールを作り、平穏に切り抜けていこうと協力する中、突然入れ替わりが起こらなってしまう。

 瀧は三葉に会うために飛騨へと向かい、そして、思わぬ真実が明らかになっていく…。





感想(重大なネタバレ無し)

 とまあ、ここまで書いたのが公式サイトや予告編で明らかになっているストーリーとなる。

 前半は入れ替わりものらしいコメディ要素も多く、笑いを誘ってくれる。(中身は瀧だが)男勝りな行動を取る三葉、なよなよとした喋り方をして終いには男友達からかわいいと言われてしまう瀧。見ていて楽しい高校生生活、青春といった感じだ。
 三葉の体にちょっと興奮しちゃう瀧なんて如何にも男子高校生らしいし、トイレに駆け込んだ三葉(外見は瀧)の赤面具合なんてのもうぶな女子高校生らしい?

 後半からは物語が大きく動き出すため、ここではあまり言及しないが、新海誠監督の「ほしのこえ」や「秒速5センチメートル」などの過去作を見ていると、ちょっと対比しながら見られるだろうか。
 特に「秒速」は一度見てみてほしいと思う。

 映画や本などで泣くことは滅多にない方なのだが、物語終盤では少し涙腺が緩んでしまうほど、神木隆之介さんと上白石萌音さんの演技にやられてしまった。

 周囲がカップルや女性の友達連れ客だらけだったうえに、こちらは一人だったので、ぎりぎり泣かずに切り抜けた。いやあ、危ない…。


 新海誠監督の作品といえばやはり風景の美しさにあるが、彗星の走る夜空は「秒速」の遠野の心のなかの空のようであり、糸守町の自然(特に紅葉したシーン)やタイムラプス映像のような東京の街並みはとても美しい。
 また、「秒速」が「(山崎まさよしの)One more time, one more chanceのミュージックビデオだ」などと言われることもあるが、この「君の名は。」もまたRADWIMPSの曲がいい仕事をする。RADのMVかよ!なんて声もたまに見かけるが、これも監督の思惑なのだ。

 全体的に如何にも新海誠監督らしい作品でありつつ、一方でこれまでの作品とはまた一線を画す映画だったかなと思う。


感想のような考察のような何か(ネタバレ有り)

前半の雑感

 とまあ、ネタバレなしだと大した感想もなく終わってしまったけど、ここからはネタバレありで感想などを書きなぐる。


 この映画、まずはじめにオープニングがある。テロップも付いて、さながらTVアニメのOPのようだ。
 ここの映像は初見だとよく分からないものもあったが、三葉と瀧の成長した姿などもチラッと映り、序盤から後日譚的な内容があるのだろうかと期待させてくれた。
 内容を知らないままオープニング映像を見たので、2回目以降はもっと気付く部分があるのだろうと思う。

 冒頭は雲の中を抜けていく映像だった。これはストーリー解説にもある彗星であり、最初はどういうシーンなのかよく分からないが、物語終盤で意味が分かってくる。


 話は、いきなり三葉と瀧が入れ替わり、目覚めるところから始まる。ところが、すぐ次のシーンでは元に戻った三葉で話が進んでいく。
 序盤では入れ替わりが起きているのかどうかが少し分かりづらい。苦手な人はいきなり混乱してしまうだろう。しばらくすると、三葉のクラスメイトから「昨日のこと」として最初の入れ替わりが起こったことが分かる。一旦このあたりで整理がついてくるはず。


 入れ替わりが起こるたびに瀧は三葉の胸を揉みしだき、実にうらy…けしからん奴だった。瀧、お前ちょっとそこ代われ。
 途中でお風呂禁止などのルールが作られたのが確認できるが、瀧(外見は三葉)はお風呂にも入ったのかもしれない。許せん!


巫女とご神体

 三葉は糸守町の神社の巫女の家系である宮水家の長女である。

 前半では、三葉が神事を行ったり、糸を結んで紐を編んだりするシーンがある。
 この「糸を結ぶ」というのが重要なことであるらしい。
 祖母・一葉からは「糸は人と人を結び、時間と時間を繋ぐ」という説明がある。さらには、糸は捻れたり、絡まったり、途切れたり、そしてまた結びついたりするという。時間も同じように、捻れ絡まり、途切れたり繋がったり、戻ったり進んだりする。
 宮水家がなぜこのような神事を行なっているのか、その詳細は失われてしまったが、今もこれを続けているという。糸守町という地名からも、糸=結びというものがこの地で重要なのであることが伺える。


 神事では妹と一緒に華麗な舞を見せ、さらにはちょっと話題になりつつある「口噛み酒」を作る場面がある。これは世界最古の酒として実際に存在するお酒で、巫女の女性が穀物や木の実を口で噛み砕いてどろどろにし、口内細菌によってアルコール発酵させるものである。
 妹の四葉は、「巫女さん(=三葉)の口噛み酒」として生写真や実際に作る様子を動画にして売り出そうなどと冗談で言い出す始末。本当に四葉は小学生なのか…。
 まあ、ちょっと欲しいけど

 儀式の後、三葉に入った瀧は祖母、四葉と共に宮水神社のご神体へと向かう。山の頂上?カルデラ状に凹んだところの中央に石室のようなものがある(でもこれってもしかして山じゃないのかな…?)。
 なんとなく「星を追う子ども」の雰囲気がある。まあ、これはかなり前に1度見たっきりなので勘違いかもしれないが、異界という感じが少し漂ってくるのだ。
 実際、祖母から「これより向こう側はあの世」だというような説明がある。一度あの世に踏み入れれば、何か大切なものを渡さなければ戻ってこれないという。ここでは先に登場した「口噛み酒」を奉納してこちら側へと帰ってくる。
 祖母はこの酒を三葉たちの半身と言っていたが、一度口にしたものはその者の血肉の一部ということなのだろうか。説明があったかもしれないが、ど忘れした。

 この帰り道で、三葉(中身は瀧)は祖母から「お前、夢を見ているな」と問われ、次の瞬間には夢から覚めて入れ替わりが戻ってしまう。どうやら、この入れ替わりは宮水家の代々の力であることが終盤で明らかになる。

 とまあ、ここまでの巫女とご神体の話は後々重要になってきそうだ。
  1. 口噛み酒は三葉の半身とも言えるものである。
  2. ご神体から帰ってくるには大切な物を渡さなければならない。
  3. 宮水家の巫女は入れ替わる力があるが、神事が行われた経緯などの歴史は不明。


入れ替わりの終わり

 三葉が色々と人間関係を変えてしまったせいで、瀧はバイト先の奥寺先輩とデートすることになってしまう。
 デートで行った美術館で糸守町に似た写真を見つけた瀧は、その写真に釘付けとなる。その様子を見た奥寺先輩には「今日の瀧君はなんか違うね」言われてしまい、最後の別れ際には「前は私のこと好きだったでしょ。そして、今は別に気になっている子がいるんでしょ」的なことを言われて狼狽えている。
 ケンカをしつつも三葉のことが気になりだしているのだろうか。そりゃあ胸を揉みしだいていればそうもなるか…。けしからん。

 デートの予定を勝手に組んだことについて文句を言おうと三葉に連絡を取ろうとする瀧だが、なぜか連絡が取れなくなってしまう。入れ替わりも起こらなくなったことで、瀧は三葉のもとへ会いに行こうと動き始める。
 入れ替わり時の記憶、デートの時に見た写真などを手がかりにして、瀧(と情報を聞きつけた友人と奥寺)は岐阜県の飛騨へと向かう。
 ろくに情報もなく、もう諦めようかという時、ついに瀧は糸守町であるということを突き止める。


 しかし、ここで衝撃的な事実がついに明らかとなる。

 この糸守町は、(瀧たちのいる時代から)3年前に彗星が落下して消滅していたのである。
 図書館で本や新聞から情報を集め、三葉やその家族、友人を含む総勢500名以上が彗星落下で亡くなっていた。

 映画冒頭の雲間を抜けるシーンは、3年前の彗星落下のシーンだったのだ。
 なんというミスリード。何度か瀧も彗星を見上げるシーンがあったが、まさかあのシーンだけが3年前の出来事だったなんて!
 瀧と三葉は、場所だけでなく時間をも超えていたのだ。糸が時間と時間を繋ぐと一葉が言っていたのは正にこのことだった。


再び入れ替わりへ

 瀧は、再び三葉に会うため、記憶を頼りにご神体を目指すことにする。
 糸守町を知る鍵となった定食屋のおじさんに連れられて旧糸守町にやってきた瀧。

 道を辿ってご神体へと辿り着く…のだが、今回は「口噛み酒」などないのだ。
 おじさんにもらったお弁当でも使うのかと思ったら、全部食べちゃってるし…。ここで渡せるものを持ちあわせていなかったことが後の展開に繋がってくるのかなと考えられる。
 ご神体に入って行くと、そこには3年前に奉納された口噛み酒が残ったままになっていた。それをお猪口に1杯、飲み干す瀧。その時、足を滑らせ倒れこむ瀧、その瞬間、石室の天井に描かれた彗星を目にする。

 次の瞬間、瀧は再び入れ替わっていた。

 ところで、「口噛み酒」といえば三葉の半身であると上で書いた。三葉の半身を飲む、つまりその身に入れるという行為で、強制的に入れ替わりを起こすことができたのかと考えられる。


 このシーンでは、味はどうなんだ!!俺も飲んでみたい!!と思った変態さんもさぞかし多いことでしょう。ちょっと思ったけど、冷静に考えるとあんなに綺麗に澄んでないだろうし、味は…。


彗星墜落からの回避

 さて、ようやく3年前の糸守に帰ってきた瀧。一葉らを説得して避難させようとするのだが、ここで先に書いた宮水家と入れ替わりの話、三葉の過去(母・二葉の死など)が明らかになる。
 ここで瀧は直感的に、入れ替わりの力が代々受け継がれてきたことが今日のためにあると悟る。

 窪地にあるご神体、その石室の天井に描かれた彗星、なぜ行われているのか分からなくなってしまった神事。これらを綺麗に繋ぐとこんな感じ。
 1200年前にもこの地に彗星が落下し、多くの被害が出た。この災いを恐れた人々は落下地点にご神体を祭り、災いを振り払うために入れ替わりのちからを持つ宮水一族に神事を行わせた。


 三葉の友人の勅使川原、名取の力を借りて町民を避難させようと画策する瀧。しかし、一番肝心な三葉の父親を説得できずに終わる。しかし、ここで瀧はご神体の方に三葉がいることを悟る。

 三葉の体に入り込んだ瀧は2013年にいるが、逆に三葉は2016年に瀧の体に入って、あのご神体の場所にいたのだ。


ちょっと長くなりすぎたから、一旦ここで切ろう…。
見てきた興奮が冷めぬまま、勢いで書いてしまったので、もう少しまとめたいね…。


初めてのブログをはじめてみることにしました。

ここでは主にツイッターに書ききれない長文を掲載したり、自分用のまとめとして利用するつもりです。
平たく言えば、日記というよりメモ帳です。
ジャンルは趣味から日常のことまで、色々と扱う予定ですが未定です。

見切り発車なので、いつまで続くかも不明です。

それでは。

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