目次
1. はじめに
1-1. ドットを描く際の注意
2. ラフ画ってか落書き
2-1. ラフ画を削る
2-2. 主線の完成
3. 色塗り
3-1. 色の塗り方
4. そして完成へ
4-1. シーパンツァー完成!
1-1. ドットを描く際の注意
2. ラフ画ってか落書き
2-1. ラフ画を削る
2-2. 主線の完成
3. 色塗り
3-1. 色の塗り方
4. そして完成へ
4-1. シーパンツァー完成!
はじめに
最近、久々にドット絵を描きたいなあと思い、勢いだけで描き始めた。
ついでに、出来るまでの途中経過をTwitterに上げていたのだが、
ブログの話題もあんまりないので、まとめてみようかなという次第である。
私は高価なイラスト作成ソフトなんて持っていないし、ペンタブも持っていない。
ドット絵を描くのに使うのはMSペイントとマウスだけでレイヤー機能はない。
そのため、Twitterに途中経過を上げることでバックアップの代わりにもなって意外と便利だ。
次からもやろうかな~
ついでに、出来るまでの途中経過をTwitterに上げていたのだが、
ブログの話題もあんまりないので、まとめてみようかなという次第である。
私は高価なイラスト作成ソフトなんて持っていないし、ペンタブも持っていない。
ドット絵を描くのに使うのはMSペイントとマウスだけでレイヤー機能はない。
そのため、Twitterに途中経過を上げることでバックアップの代わりにもなって意外と便利だ。
次からもやろうかな~
ドットを描く際の注意(読み飛ばし推奨)
ドット絵というものには、色々とルールがあるらしい。
いくつかは絶対に守らねばならないし、いくつかはなるべく守ったほうがいい。
いくつかは絶対に守らねばならないし、いくつかはなるべく守ったほうがいい。
- 保存形式はGIFかPNG(PNG推奨)
jpgで保存してしまうとドット単位での描画の意味がなくなってしまう。 - CG画像の縮小はドット絵ではない
1ドットずつ描き込んで作り出すものがドット絵なのである。 - 色は256色(インデックスカラー)を使う
- 画像サイズは256*256(128*128など)以下
3, 4は正直どうでも良い。
80年代のゲームでは、画面の描画能力や容量に限界があったため、
限られた色数、解像度で描く必要があったというドット絵の歴史があるためだ。
今となっては、そこまでこだわるものでもない。
ラフ画ってか落書き
ドット絵を描く方法は大きく分けて2つある。
一つ目は、ペイントソフトに大雑把な形を描き込んで、徐々に線を削ったり足したりする方法。
二つ目は、下絵をアナログで描いてスキャンし、それを元に線を拾う方法。
今回は前者で行なっている。
そして「大雑把な形」がこちら。
幼稚園児が描く絵か何かみたいだけど、最初はこんなものなのだ。
たぶん誰でも…。
ゾイド好きの方なら大方予想は付く見た目だが、普通の人からしたら何か分からないだろうなあ…。
一つ目は、ペイントソフトに大雑把な形を描き込んで、徐々に線を削ったり足したりする方法。
二つ目は、下絵をアナログで描いてスキャンし、それを元に線を拾う方法。
今回は前者で行なっている。
そして「大雑把な形」がこちら。
幼稚園児が描く絵か何かみたいだけど、最初はこんなものなのだ。
たぶん誰でも…。
ゾイド好きの方なら大方予想は付く見た目だが、普通の人からしたら何か分からないだろうなあ…。
ラフ画を削る
ラフ画が描けたが、ここから形を少しずつ整えていく。
もう少し線を太く引いてから(3ドットくらい?)削るようなこともあるようだが、
あのラフ画からゴリゴリ削っては足し、1ドットの線にしていく。
この段階では主線は仮のものなので、おおよそ構図に問題なければ次に進む。
ディテールは形を拾うのに最低限なレベルだけで描き込む。
細部は塗りながらのほうが良いのだ!
もう少し線を太く引いてから(3ドットくらい?)削るようなこともあるようだが、
あのラフ画からゴリゴリ削っては足し、1ドットの線にしていく。
この段階では主線は仮のものなので、おおよそ構図に問題なければ次に進む。
ディテールは形を拾うのに最低限なレベルだけで描き込む。
細部は塗りながらのほうが良いのだ!
主線の完成
そして、ついに主線の完成!!!
線同士が重なって分かりにくい箇所は、複数の色で線を引くこともある(画像では目)。
背中の武装については、塗りながらの方が良いと判断して保留してある。
線同士が重なって分かりにくい箇所は、複数の色で線を引くこともある(画像では目)。
背中の武装については、塗りながらの方が良いと判断して保留してある。
色塗り
さて、いよいよ色塗りなのだが、その前にパレット的なものを作ろう。
下の画像のようにグラデーションに色を並べておく。
予めこういったものを作っておくことで、この後の色塗りが楽になる。
色は、1系統の色に対して4色くらいが最適(ポケモンのゲームグラフィックも1系統4色が基本)。
基本色 + ハイライト(明るい色) + 影色(1段階暗い色) + さらに暗い影(2段階暗い色)
一番暗い影の色は、主線を描くときにも使えるくらいがベスト。
写真からスポイトで色を抽出したり、ペイントの「色の編集」から自作しよう。
ところで、Twitterの仕様が変わり、透明度情報がないとPNG画像がJPGへと変換されるらしい。
それに気付かず、ここから数枚はJPG画像になってしまった…。
(おのれTwitter社許すまじ…)
下の画像のようにグラデーションに色を並べておく。
予めこういったものを作っておくことで、この後の色塗りが楽になる。
色は、1系統の色に対して4色くらいが最適(ポケモンのゲームグラフィックも1系統4色が基本)。
基本色 + ハイライト(明るい色) + 影色(1段階暗い色) + さらに暗い影(2段階暗い色)
一番暗い影の色は、主線を描くときにも使えるくらいがベスト。
写真からスポイトで色を抽出したり、ペイントの「色の編集」から自作しよう。
ところで、Twitterの仕様が変わり、透明度情報がないとPNG画像がJPGへと変換されるらしい。
それに気付かず、ここから数枚はJPG画像になってしまった…。
(おのれTwitter社許すまじ…)
色の塗り方
どんな絵でも同じなのだが、色を塗る時は光源を考えねばならない。
つまり、どこから光が当たっているのかということだ。
多くの場合は、左右いずれかの上方、手前側から光が当てられていると考えて描く。
分かりにくいだろうが、上の絵もそういう感じで描いている(コクピットが分かりやすい?)。
その他、ドット絵に特徴的な塗り方としてタイルパターンがある。
市松模様をドット単位で描き、中間色を再現する手法である(脚部の塗り方)。
典型的なタイルパターンの例。
また、ドット絵は解像度の制約があるので、細部を描く際の手法として、
「ドットを線とする」のではなく「ドットとドットの境目を線とする」方法がある(キャップ部分)
つまり、どこから光が当たっているのかということだ。
多くの場合は、左右いずれかの上方、手前側から光が当てられていると考えて描く。
分かりにくいだろうが、上の絵もそういう感じで描いている(コクピットが分かりやすい?)。
その他、ドット絵に特徴的な塗り方としてタイルパターンがある。
市松模様をドット単位で描き、中間色を再現する手法である(脚部の塗り方)。
典型的なタイルパターンの例。
また、ドット絵は解像度の制約があるので、細部を描く際の手法として、
「ドットを線とする」のではなく「ドットとドットの境目を線とする」方法がある(キャップ部分)
そして完成へ
そんなこんなで体の部分を塗り終えました。
ゾイドの場合、ディテールが不明な箇所(主に肉抜き、内部構造)がある。
そんな部分は想像で描き足すもよし、一番暗い色や黒で塗りつぶすのも良し。
非常に分かりにくいが、色塗りの過程で脚部や頭部、全体的な形が徐々に変化している。
下のように、主線の頃と重ねると少し分かりやすいだろうか。
色を塗る段階で、不都合な箇所、違和感のある箇所を適宜修正していくのだ。
ゾイドの場合、ディテールが不明な箇所(主に肉抜き、内部構造)がある。
そんな部分は想像で描き足すもよし、一番暗い色や黒で塗りつぶすのも良し。
非常に分かりにくいが、色塗りの過程で脚部や頭部、全体的な形が徐々に変化している。
下のように、主線の頃と重ねると少し分かりやすいだろうか。
色を塗る段階で、不都合な箇所、違和感のある箇所を適宜修正していくのだ。
シーパンツァー完成!
ついにシーパンツアーが完成!!(ついでに200%に拡大だ!!)
殻や武装の製作過程をぶっ飛ばしてしまって申し訳ないところだが、
夜中にぶっ続けて完成させてしまったのだ…。
これら全体の作業にはかなりの長期間を掛けたが、実際の製作時間はこんな感じ。
主線が完成するまでに、Twitterやアニメ見ながらで、実質2-30分程度。
本体部分(赤色)の塗り作業は2時間半。殻と武装部分で3時間ほど。
あれ?意外と時間かかってるなあ…(6時間…)
6月21日製作開始、主線完成
7月8日色塗り開始、本体部分完成
7月18日殻、武装部分色塗り完了。完成!
というわけで、今回のドット絵ができるまではこれでおしまい。
殻や武装の製作過程をぶっ飛ばしてしまって申し訳ないところだが、
夜中にぶっ続けて完成させてしまったのだ…。
これら全体の作業にはかなりの長期間を掛けたが、実際の製作時間はこんな感じ。
主線が完成するまでに、Twitterやアニメ見ながらで、実質2-30分程度。
本体部分(赤色)の塗り作業は2時間半。殻と武装部分で3時間ほど。
あれ?意外と時間かかってるなあ…(6時間…)
6月21日製作開始、主線完成
7月8日色塗り開始、本体部分完成
7月18日殻、武装部分色塗り完了。完成!
というわけで、今回のドット絵ができるまではこれでおしまい。
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