スター・ウォーズ/最後のジェダイ - Star Wars: The Last Jedi

スターウォーズシリーズの最新第8作「最後のジェダイ」が12月15日の公開日を前にして、14日に前夜祭として先行公開された。

座席指定券販売開始日の0時0分0秒ジャストに劇場のチケット予約サイトに滑り込み、比較的いい場所を取ることに成功した。前作「フォースの覚醒」からほぼ2年、どれだけ待ち遠しかったことか……。

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のその後を描く、シリーズ最新作
12月15日(金)全国公開
スター・ウォーズ/最後のジェダイ|映画 | スター・ウォーズ公式
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(スター・ウォーズ/さいごのジェダイ、原題:Star Wars: The Last Jedi)は、2017年公開のアメリカ映画。
アメリカのスペースオペラである『スター・ウォーズ』シリーズにおける実写映画本編の第8作品目で、レイを主人公とする続三部作の第2章『エピソード8』に当たる。
スター・ウォーズ/最後のジェダイ - Wikipedia

感想(本編以外)

感想ということだが、映画本編の話の前に劇場の様子などから。

「フォースの覚醒」の時もそうだったが、最速上映の回というのは力の入ったファンが多いところが特徴的で、上映開始前の劇場の雰囲気というのが意外と見どころ(?)なのである。私が訪れた劇場ではカイロ・レン、ダース・モールやジェダイの騎士などが複数名いた。中にはBB-8を連れているダークサイドの面々も居て、なんとも微笑ましい感じに。フォースの覚醒の時は外国の方も大勢見かけたが、今回はそれほど見かけなくてちょっと残念。

先にパンフレットを買ってしまおうかと物販の方へまずは行ってみたが、(上映が18:30-21:05なのに対して)21時からということになっていた。もうこの時点で、上映終了後の長蛇の列を覚悟したよね……うん。パンフレット以外にも何か買おうかと思ったが、結局のところこれというものもなくスルーしてしまった。

20分前くらい?から入場が開始され、入場プレゼントの歴代ポスターをもらいつつシアターへと入っていった。入場してすぐ、劇場の係員さんから18時半ちょうどから本編が始まることがアナウンスされていた。フォースの覚醒の時も、特別興行では企業のCMや予告編の上映もなく、劇場の雰囲気ぶち壊しなことが無くて実に良かった。

ただ、時間ちょうどに上映開始と知らなかったのか、かなりの数の人が上映開始してから入場してきていた。劇場内が多少ざわつくわ、前を通り過ぎられるわで不快感がすごかった。はじめに予告編があるだろうなんて考えず、上映開始時間には各自の席に着いてほしいところである……。ほんと、映像とか字幕とか見えないから……。邪魔すぎるから……。

上映開始と同時に拍手が鳴り、エンドロールの終わりと同時に拍手が鳴り、劇場内が一体になっていた感じは最高だった(中には感動のあまりすすり泣きをする音があちこちから聞こえてきて、こっちまでちょっと……)。こういうのも最速上映会だからこそといったところだろうか。

見終わった後はすぐに物販へと向かうも、中央付近の席だったために物販列に並ぶまで時間がかかってしまった。そうこうしてると、とんでもなく長い列ができていた。うん、予想通りすぎる……。劇場側の事情もあるのだろうとなるべく無心で並んだ(耐えた)。購入するまでに30分くらいかかって、なんとか限定版パンフレットを購入して帰途へと就いた。最後尾の人とか何時になったら帰れるんだろうな(他人事)。ちなみに、限定版パンフレットにはレイア・オーガナ役のキャリー・フィッシャー追悼ページなどが追加されているようだ(通常版は買っていないので、ネットで拾い見た情報である)。


感想(重大ネタバレなし・ネタバレ少なめ)

前作フォースの覚醒はざっくり言えば、なんやかんやでレイがフォースに目覚め、カイロ・レンと戦い、レジスタンスはファースト・オーダーの新兵器を破壊し、レイがルーク・スカイウォーカーの元を訪れるまでの話であった(ざっくりすぎるので12月15日の地上波放送見てください)。

本編の前にはライアン・ジョンソン監督やルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ、ルーク役のマーク・ハミルから一言ずつコメントがあり、本編開始のカウントダウンを劇場のみんなで一緒しようという企画があった。Ten, Nine,...と始まってもあまり声を出す人がいなかったが、Five, Four,...と進む頃にはみんなで一緒にカウントしており、Zero!!ではスクリーンの前の人たちの一体感がちょっと出来上がっていた。だからこそ、LUCASFILMのロゴと同時の拍手は一段と大きかったのだ。

本作はレジスタンス(レイアたち)がファースト・オーダー(帝国の残党)に追われているところから話が始まる。冒頭から最後まで、ハックス将軍は良いところなしというか、なんとも踏んだり蹴ったりである。頑張れハグス……じゃなくてハックス将軍! 戦闘のさなか、Xウィングに乗ったBB-8の奮闘っぷりがかわいくて良い。あの手この手で機体のダメージを直そうとした結果には笑わせてくれるww 宇宙での戦闘シーンは安定してすごく良い映像であった。

一方、主人公レイと言えば、ルーク・スカイウォーカーを見つけてライトセーバーを手渡す…はずが相手にしてもらえず(この辺でも笑いが起きる)。ルークとベン・ソロ(=カイロ・レン)との間で何があったのか、ルークやカイロ・レンを通して語られていく。レイとカイロ・レンのフォースを通じた会話などから終始暗黒面落ちしないか不安続きなのだが、結局のところどうなるのかは映画を見てのお楽しみということで。

フォースとはどういうものなのか、「最後のジェダイ」というタイトルの意味とは、そういったものがルークとレイの会話から徐々に見えてくる。EP5でヨーダがルークに伝えたことを、ルークはレイへと伝えていく。

映画中盤ではカイロ・レンの過去、とある人物の登場など見どころは多い。監督がサプライズを仕掛けたとインタビューで答えていたが、うーん。サプライズだらけで、どれのことか分かりませんねえ……ww ジェダイは滅びると言い放ったルークの真意、ある人物が語る言葉、カイロ・レンの行動、これぞ新しいスターウォーズだ!といわんばかりであった。

時系列が多少前後するが、新キャラとフィンは追ってから逃れるためのとある作戦でカジノのある町でやってくる。カジノのマシンと勘違いされてコインを入れられてしまうBB-8は、後々そのコインを銃のように打ち出して敵に攻撃する。この時、銃口を冷ますために息を吹きかけるような仕草をするのがまたかわいい。フォースの覚醒であったライターに火を付けて親指を立てるグッジョブの仕草みたいである。こういう生き生きとした仕草は、かつてのR2-D2のお茶目さのように愛着が湧いてくる。一家に一台ほしいわ。

新しいマスコット的な存在としてポーグという鳥のような生き物が出て来る。これはルークの隠れ住む島にいる生き物である。映画を見る前は「またあざとかわいいキャラを作ってきたなー」と思ったものだが、本編中でのチューバッカとのやり取りは良い笑いどころであり、同時にそのかわいさに打ちのめされるシーンでもあった。くそ、やってくれるじゃねえか!ポーグ嫌いな人も好きな人も、(詳しくは語らないが)ぜひ「あのシーン」を見てほしい。

さて、他に語るべきところと言えば、臨時の指揮官となるホルド提督である。ポーとは正反対の性格で、序盤から鑑賞者にとってはいまいち掴みどころのないキャラとなっている。ネタバレになってしまうので書けないのが悔しいが、この物語の中で彼女に対する疑惑は膨らみ、その真意を推し量りつつ、最後にはそういうことだったのか……と納得させられる。非常に面白いキャラなのだ。時間と容量が許せば、この後にネタバレ有り版の感想でも書きたいくらいである。

最終盤の戦闘シーンとその後の色々がずっと見どころでしかないのだが、当然のように全て本編の重要事項なのでここには書けない。大きな驚き、感動、悲しみ、不安、希望などが全部詰まっている。エピソード8はただのエピソード9への繋ぎなんかではない。エピソード5のように大きな衝撃をもたらし、エピソード2のような不安と興奮を呼び起こしてくれるはずだ。

最後に、エンドロールにおいて「In Loving Memory of our Princess CARRIE FISHER」という文字が流れた。昨年亡くなったキャリー・フィッシャーに送る言葉である。「我々にとっての姫という愛しい記憶の中で、キャリー・フィッシャー」といった感じだろうか(英語苦手……)。本作が彼女の遺作となってしまった。

とまあ、ひとまずネタバレ少なめの感想はこのあたりで一度締めておく。全体的な個人的評価としては、戦闘シーン良し(艦隊戦もライトセーバー戦も)、ストーリー良し、ファンサービス良し、次回作への期待も良しという感じである。スターウォーズが好きすぎて多少良い目に見えてしまっていたら申し訳ないが、個人的には明日の分も座席を予約しておくんだったと後悔しているレベルなので、スターウォーズのファンはもちろん最近見知った人にも是非とも見ていただきたい。


感想(ネタバレ多数、気が向いたら追記予定)