shobon's blog

主に趣味のまとめになります。なる予定です。

はじめに

今日はゾイドに関連して、藤野凡平氏についてまとめようと思う。

きっかけは昨日Twitterで「藤野凡平」という名前を見かけたことにある。
どうやらこの名前を、まだ知らない人もいるらしい。

以下の内容は、5年ほど前に私が個人的に情報をまとめたものである。
予想以上に多くのゾイドファンの方々に目にしていただいた。

気が向けば最新情報を付加して追記をすることもあるかもしれない…。

2016.05.05 ブログ用に書式を整え直した。
2016.08.27 記事全体の様式を修正。一部文章の修正。


ゾイドの誕生と復活

旧ゾイド時代に、ゾイド製作スタッフの中心人物の一人として藤野凡平という方がおられました。
藤野氏は数々のゾイドのデザインを手がけて来た、まさに「ゾイドの生みの親」である方でした。
ゴジュラスやマンモス、レッドホーンなど、初期から末期まで数々の傑作機を産み出してきました。

生物と機械が融合した秀逸なデザイン。
 ゼンマイやモーターから生まれる独特かつ迫力のある動き。
  読み応えのあるSF戦記のストーリー。

ゾイドは爆発的な人気となっていきました。
しかしそんなゾイドも、1990年で一度終了を迎えることになります。


機獣新世紀ゾイド

1990年代後半、Web上でのコンテンツの公開、公式サイトのオープンが始まりました。
また、ダークホーンを始めとしたイベントでの限定販売といった動きも起こってきました。
幾度かの復活計画や動きの中においても、藤野氏は中心的な存在として奮闘されました。

そして1999年、ついにゾイドは復活することになります。

復活したゾイドは漫画やアニメなどと相まって大ヒットを収めます。
新しいゾイドの開発も始まり、彼は多くのデザイン画を世に残しました。


しかし、2000年6月、藤野凡平氏は病により亡くなられました。


エレファンダー開発物語

出典はゾイドバトラー雷刃(帯ひろ志, 2002)の第2巻。巻末のエレファンダー開発物語にある。


旧時代に誕生した「ゾイドマンモス」。

ビガザウロと同じ動力機構でありながら、鼻や耳の稼働を実現させた旧時代の名機の一つです。
栄えあるゾイドコアボックスの付属ゾイドとして選ばれたほどです。

しかし、藤野凡平氏はマンモスのギミックに関して、決して満足していた訳ではありませんでした。
コストや動力のパワーの問題で、その稼働には象の(ような)動きを再現しきれていませんでした。
また、頭部を始めとしてデザイン上も大きな制約を受けていました。



彼は長らくこの「ゾウ(マンモス)型」のリベンジを考えていました。
そして、そのリベンジは彼が最後にデザインしたゾイドである「エレファンダー」だったのです。

これは学年誌のアイデアコンテストで選ばれたゾウ型ゾイドを元にデザインされました。
本物の象の動きを再現した鼻の動き、足を持ち上げての完全四足歩行が実現しました。

また豊富なオプションパーツが付属し、組み換えて遊べるプレイバリューの高いものとなりました。
デザイン的な面ではマンモスと大きく異なるものの、マンモスの後継機として相応しいゾイドでした。


受け継がれる名

次世代の恐竜型ゾイド

1999年に再開をしたゾイドでしたが、2000年に藤野氏は病に倒れました。
藤野氏の死後、当時のゾイドスタッフは偉大な彼の名を永遠に残すことを決めました。

機獣新世紀ZOIDSの展開が進み、次世代の恐竜型ゾイドの開発が始まります。
この恐竜型ゾイドのコードネームとして、藤野氏のイニシャルがあてられました。


B.F.


この時に選ばれたのが、1999年のゾイド再開のために藤野氏が描かれたデザイン画でした。
それはティラノサウルス型のデザインで、新ゾイドとしては最初期のデザイン案でした。

当時は、先進的すぎるデザインから採用には至っていませんでした。
デスザウラーを意識した、従来のゾイドに近いデザインのジェノザウラーが採用されています。


新たな時代に相応しいゾイドとして、彼のスケッチ画から選ばれてキット化されるたゾイドは

バーサークフューラー

藤野氏の死後から1年後の6月、BFは先行販売されました。


感謝と、尊敬と、そして友情をこめて。

ゾイド公式ファンブック2巻には以下のような文章が記されています。

本書を、数多くのゾイドを生み出したTOMYゾイドチームの故・藤野凡平氏に捧げます。
感謝と、尊敬と、そして友情をこめて。


近年発売されたゾイドコンセプトアートの冒頭には次のようにあります。
親愛なる友 BF0001と共に ……
このコンセプトアートの著者である徳山光俊氏は初代ゾイドチームに所属されていました。
藤野氏とともにゾイドの世界観を形作った方です。

このように、藤野凡平氏の名前はゾイドの歴史に深く刻まれたのでした。


参考文献

一次資料

帯ひろ志(2002)「ゾイドバトラー雷刃」2巻 小学館
窪内裕(2001)「機獣新世紀ゾイド公式ファンブック2」 小学館
徳山光俊(2010)「ZOIDS concept art」 ホビージャパン

Webサイト


2chログ等

スレ立てるまでもない質問スレッドinゾイド板4
 http://logsoku.com/thread/hobby.2ch.net/zoid/1077584555/


初めてのブログをはじめてみることにしました。

ここでは主にツイッターに書ききれない長文を掲載したり、自分用のまとめとして利用するつもりです。
平たく言えば、日記というよりメモ帳です。
ジャンルは趣味から日常のことまで、色々と扱う予定ですが未定です。

見切り発車なので、いつまで続くかも不明です。

それでは。

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